パートの雇用保険がない会社で加入して失業手当をもらう方法!

公開日: 2016年4月27日水曜日 雇用保険

退職寸前!でも会社が雇用保険に入れてくれない?



こんなことあるのって私も思っていました。
妻の給与明細を見るまでは・・・。

画像の雇用保険の欄をご覧ください。
0円=控除がなされてない(加入していない)ということです。

雇用保険加入なしの給与明細

雇用保険加入なしの給与明細拡大


これまでの各月の出勤時間も確認(給与明細より)



1月 71:30
2月 75:30
3月 89:30
4月 80:00
5月 61:00
6月 67:00
7月 89:30
8月 102:00
9月 100:30
10月 120:30
11月 147:00
12月 133:00
1月 134:00
2月 118:30
3月 139:30
4月 153:30


7月以降は週20時間を超えています。
ということは・・・。


7月からは妻を加入させる義務がある


パートの雇用保険の加入条件(厚生労働省HPより引用)

パートタイム労働者の加入手続

-パートタイム労働者も一定の基準に該当すれば、雇用保険の加入手続が必要です-

<趣旨>
パートタイム労働者については、次の(1)及び(2)の適用基準のいずれにも該当するときは、雇用保険の被保険者となりますので、事業主は必ず「雇用保険被保険者資格取得届」(以下「資格取得届」といいます。)を事業所の所在地を管轄する公共職業安定所(ハローワーク)に、被保険者となった日の属する月の翌月10日までに提出してください。

< 適用基準>

(1) 31日以上引き続き雇用されることが見込まれる者であること。

具体的には、次のいずれかに該当する場合をいいます。

  • 期間の定めがなく雇用される場合
  • 雇用期間が31日以上である場合
  • 雇用契約に更新規定があり、31日未満での雇止めの明示がない場合

雇用契約に更新規定はないが同様の雇用契約により雇用された労働者が31日以上雇用された実績がある場合(注)

[(注)当初の雇入時には31日以上雇用されることが見込まれない場合であってもその後、31日以上雇用されることが見込まれることとなった場合には、その時点から雇用保険が適用されます。]


(2) 1週間の所定労働時間が20時間以上であること。


雇用保険未加入の理由



(1)の基準は継続して1年4ヶ月働いているから問題なし。
(2)の週20時間以上も、7月からは月に89時間以上あるから問題なし。
うん。(1)(2)共に問題なし。
それなのになぜ?

原因がわからないので、妻に未加入の理由を聞いてみる。
すると驚くべきことが発覚。
会社の依頼している社会保険労務士(以下社労士)が、先月のミーティング説明で

『パートの雇用保険は加入できません。』

と断言していた。
その理由は、グレーゾーンなので加入ができないと曖昧だった。

妻は退職を検討しているが、このままでは雇用保険(失業保険)が使えない・・・。
我が家にとっても大きな損失となる。
私は会社の対応を変えるため、闘うことを決意した。

負けられない闘い



4/25に労働基準監督署へ相談する



妻への確認で雇用保険以外に、

有給も付かない

と社労士が言っていることが発覚。
一石二鳥を考えて労働基準監督署へ確認に行った。
会社側が契約書を作成していないため、所定日数の要件は無条件でクリア。

『有給は1~2日かもしれませんが確実に付きますよ。』

と返答をもらう。
会社に申請してダメなら動いてくれると約束をしてくれた。

雇用保険の相談もしてみる。
すると、条件を満たしており、

会社は妻を加入させる義務がある

と断言してくれた。
ただし、受付はハローワークなのでそちらでお願いしますと言われる。
私たちは意気揚々とハローワークへ乗り込んだ。


雇用保険加入希望で相談



ハローワークの対応・・・



ハローワークで雇用保険の未加入の相談をする。
すると、担当者から以下のような返答が返ってきた。

担当『はい。パートであれば会社側に加入義務があります。』

やはり!と思ったら・・・。

担当『た・だ・しが付きます。会社側が奥様をパートではなくアルバイトと主張してきたら加入ができない可能性があります。』

妻『会社にはパートと準社員と社員の従業員しかいないのですが・・・』

担当『はい、あまり知られていないのですが、実質パートでもアルバイトだと会社が主張してくるケースが頻発しています。』

担当『なので、もし奥様のお勤めの会社がそう主張したら加入できない可能性があります。』

私『はあ。ところで、何でアルバイトだと加入義務がなくなるの?ネットではアルバイトでも条件により発生するとありますが・・・。』

担当『これもあまり知られていないのですが、アルバイトとパートで加入の義務の判断については全く変わってしまうんです。』

担当『アルバイトの場合、会社側が今は雇っているけど、継続して働いてもらうつもりがないからと主張すれば、加入義務はありません。』

私『えっ?そうなの?けど、実質31日以上継続して働いている実績があるけどどうなの。』

担当『それはそうですが、アルバイトはそれでも加入できないケースが多いのは確かです。』

担当『さらに残念な話になりますが、雇用保険の加入にはもう一つ条件があるのです。加入についてはパート全員の意見が一致していないといけません。

担当『奥様、その辺りはいかがでしょうか?』

妻『一部の人は加入したいと言っていますが、全員は知りません。 』

担当『それだと、私は加入したくないって言う人が困ることになるので、会社側は奥様の加入手続きをしてくれない可能性が高いです。』

担当『私どもが会社に話をして奥様が雇用保険に入るとなると、条件を満たしたパート従業員は全員加入しなければいけなくなりますから。』

担当『奥様のケースだと、パート従業員全員の意見が一致していないので、加入できない可能性が高いです。』

担当『結論を申し上げますと、二つの条件を満たせるかどうかによるので、よくて50:50でしょう。』

担当『その上で宜しければ、こちらの申請用紙に記入をお願いします。』

妻はすんなり納得して用紙を書き始める。


実はこの書類が後に強力な味方となる


雇用保険の被保険者となったこと(被保険者でなくなったこと)の確認請求(聴取)書

雇用保険の被保険者となったこと(被保険者でなくなったこと)の確認請求(聴取)書

用紙の名前長っ・・・。
それはともかくとして担当者は訳がわからないことを言っているのが気になる。
後で文句言われたくないから適当なこと言ってるとしか思えない・・・。
信用出来ないので、記入している妻を止めて帰ることにした。
担当者は嬉しそうな声で、また請求が必要であればこの書類をお持ちください!と微笑んだ。

家に帰ってからネットを見て、ハローワークで聞いた事が正しいかを調べる。
ハローワークの担当者が言うことはおかしい気がする!
でもあの担当者と言い合いするのは嫌だな・・・。
面倒だから厚生労働省へ尋ねてみるか。
そう思ったが、その前に直接会社と話してみることにした。



思い切って会社に電話してみる



その前にハローワークにあることを確認し忘れたため電話。
(別の担当者が出る。)

その後会社に電話をする。
運よく社長が電話に出る。
突然の電話を謝罪したあと、社長に相談すべき重要な事柄があってと伝えたら聞いてくれた。
親切そうだけど表面上と捉えて、目一杯主張してみる。

私『本日、労働基準監督署とハローワークに雇用保険についての相談をしてきました。』

私『条件は満たしており(労働基準監督署)、会社に確認請求ができる(ハローワーク)と言われたのですが、請求をする前に社長に相談した次第です。』

社長の声音から、びびっているのが伝わってきた。もう一押し。

私『加入条件は7月からは満たされているので、会社側には妻を雇用保険に加入させる義務が発生しているとのことです。(労働基準監督署)』

社長『し、しかし、1年以上の加入期間がないと雇用保険は使えないので、奥様の場合必要ないのでは?』

そのとおり!でもその反論は先程の電話で確認済みでした。

『妻の前職の雇用保険と通算(合算)すれば使えます。ハローワークで先程確認しました。』

社長『そうですか。実はそのあたりは社労士に任せてあるので、私からは返答が出来ません。加入が出来るかは社労士が調べて電話させてもらいます。』


電話でのやりとり



3時間後、社労士から電話がある



社労士『加入についてですが、6月からの加入で宜しければ、急いで対応させていただきますがそれでもよろしかったでしょうか?』

かなりの低姿勢で、こちらのお礼に対しても、『すいません。』や『とんでもございません。』で返してくる。
明らかに確認請求を警戒している。
社長は逃げたがこの書類、後ろめたさのある社労士には想像以上の効果を発揮していた。

4/27に妻は雇用保険に加入できました。
(5/5に離職票と雇用保険被保険者証が届く。)



まとめ



あのハローワークの職員はどれだけ自分が可愛いのだろう。
すがる思いで相談をしてきた者に対して、加入できないことを前提に話を進めるなんて。
相談者に文句を言われたくないというのはわかるけど、行き過ぎな気がする。
あの話し方だと、加入できた際には相談者が必要以上に感謝をするだろうしね。
この職員が意図的に行っている気がするのは私だけだろうか。

別のハローワーク職員に、前職の雇用保険との合算の件で電話した際、私が、『先程雇用保険の加入の件で、そちらに相談してきたのですが・・・(一通り説明)・・・パートでもアルバイトとみなされて加入できないことがあるんですか?』と念のため尋ねたら・・・。
『はい?パートで加入ができないなんてことはないですよ!そんなことを言ったのは誰ですか?』とやや興奮した口調で言われた。
でも、担当者の特徴を言うと上司だったようで、黙りこんでしまった。

ブログでは可能な限りのありのままを伝えられるように努力しましたが、こんなことが繰り返されているとしたらぞっとします。
会社は、迅速に加入手続きをしてくれたので納得しています。
でも、あのハローワーク職員の対応は納得できません。

もし、読者様の周りで悩んでいる人がいたら、ハローワーク職員の説明でも鵜呑みにしないよう教えてあげてください。
ハローワークも会社もだめなら、厚生労働省(もしくは労働基準監督署)へ相談すればいいんです!

自分の権利は守ろう!
言いなりにはならないでください!
-

0 件のコメント :

コメントを投稿